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ハンドボールをするとき、シューズなどの身につける用品は、基本的に自分で用意しなければいけません。
またハンドボールは、グラウンドなどの屋外で行われる場合と、体育館などの屋内で行われる場合があるので、それぞれの専用シューズを揃える必要があります。
今回は、選手が身につける主なハンドボール用品の種類と、屋外と屋内で使われる用品の違いを解説していきます。
ハンドボールで身につける用品
ハンドボールをするにあたって、身につける用品は主に以下の6つのものがあります。
①ハンドボールシューズ
②滑り止め(屋内⇒両面テープ、屋外⇒松ヤニ)
③ウェア(シャツ・パンツ)
④ソックス
⑤サポーター
⑥ビブス
これらの用品の中で、屋外用と屋内用を使い分ける必要があるのは、「ハンドボールシューズ」と「滑り止め」です。
ハンドボールシューズ
ハンドボールではオフェンス・ディフェンスともに、ステップワークがとても重要です。
そんな重要なステップワークをする足元を支えてくれるのが、ハンドボールシューズです。
ハンドボールの試合は、主に屋内で行われます。
しかし、地域やチームによっては、練習や試合が屋外で行われることは頻繁にあります。
屋内か屋外のどちらか一方だけならいいのですが、「練習は屋外」、「試合は屋内」などのように、屋内外の両方でハンドボールが行われることが多いです。
なので、ハンドボールシューズは、屋内用と屋外用の両方が必要になることがあります。
屋内用のハンドボールシューズは、体育館などのフロアでの「グリップ力」の他に、「軽さ」と「通気性」に優れています。
(※ミズノの屋内用ハンドボールシューズ「ウエーブミラージュ 5」)
一方、屋外用のハンドボールシューズは、土のグラウンドで滑りにくいように凹凸構造の靴底で「グリップ力」を生み、「耐久性」に優れた材質で作られていることが特徴です。
(※アシックスの屋外用ハンドボールシューズ「BLAST FF 3」)
滑り止め(両面テープ・松ヤニ)
ハンドボールでは、ボールをしっかり握る事ができるように、滑り止めとして、「屋内では両面テープ」、「屋外では松ヤニ」を使います。
屋内では、トップリーグの試合や日本選手権など一部の試合を除いて両面テープが使われています。
両面テープは、ハンドボール専用のテープも発売されていますが、ホームセンターなどで売られている室内カーペット固定用の厚手で強力な両面テープで代用できます。
屋外でのハンドボールでは、ハンドボール専用の松ヤニを指につけ、滑り止めとして利用します。
松ヤニは、せっけんなどで洗ってもなかなか洗い流せないので、練習後に手を洗う時は、専用の松ヤニクリーナーを使います。
部活などでハンドボールをしていると、練習後に必ず水道の所で松ヤニクリーナーを使うので、それが1つの部活の思い出になったりもします。
ウェア(シャツ・パンツ)
ハンドボールの練習着やゲームシャツ・パンツは、屋内・屋外共通で使えます。
ただしハンドボールの練習や試合では、屋内・屋外を問わず寒い季節以外は、たくさんの汗をかきます。
ですので、ハンドボールメーカーから発売されているトレーニング用のシャツやパンツは、通気性が良く、吸湿性と速乾性に優れているものが多くあります。
また、ゴールキーパーは、自分の身体全体を使ってシュートを防ぐので、練習時から長袖のジャージやスウェットを着用して、ケガを予防しましょう。
また、パフォーマンスアップや疲労軽減のために、着圧性のあるアンダーウェアを着用する選手も多く見られます。
ソックス
ハンドボールで使うソックスも、屋内・屋外共通で使用することができます。
ただし、ハンドボールは接触プレーも多く、足首のケガが多いスポーツと言えます。
ケガ予防の観点から、アキレス腱が隠れる、くるぶし丈以上のソックスを選ぶ事をおススメします。
サポーター
ハンドボールは、激しい接触プレーが多いことから、ケガがつきものと言えます。
故障を抱えている選手などは、ケガの予防のために、足首や膝、腰などにサポーターを着用している事が多く見られます。
また、倒れ込みシュートなどでの擦り傷や打撲対策として、バレーボール用の膝当てや肘当てを使うこともあります。
ビブス
練習試合などで、味方と対戦相手を見分けるために着用するのがビブスです。
ハンドボールは、1チーム7人で試合をするので、最低でもチームで7着は準備しておきましょう。
自分に合ったハンドボール用品を選ぶ事が大切
今回は、ハンドボールで身につける主な用品を紹介してきました。
シューズやシャツは様々なメーカーから、多くのデザインのものが発売されています。
デザインで個性をアピールしたり、お気に入りの用品でモチベーションを高める事は大切な事です。
しかしそれ以上に、自分に合った用品を選ぶ事が、ケガの予防の観点からも大切だと言えます。
特に、「自分の身体と地面の接点」となるシューズに関しては、サイズはもちろん幅や足の甲の高さが自分の足にフィットしていないと、思わぬケガのもとになりかねません。
また、トレーニングシャツに関しては、汗で身体が冷えてしまわないように、着替え用のシャツを準備しておく事も大切です。