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【パフォーマンスアップ】正しいハンドボールシューズの選び方

【パフォーマンスアップ】正しいハンドボールシューズの選び方

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華麗なフェイント、激しいディフェンス、迫力あるジャンプシュート、スピーディーな速攻など、ハンドボールは、走る・跳ぶ・止まるといった動作を繰り返します。

そこで足元を支えてくれる重要な用具が、ハンドボールシューズです。

今回は、ハンドボールシューズの選び方とオススメのシューズを紹介します。

 

ハンドボールシューズの種類

ハンドボールは、ボールを使った競技ということで、バスケットシューズやバレーボールシューズ、フットサルシューズなどでも代用がきくと考えている人もいるかもしれませんが、ハンドボール固有の動作に対応してくれる、

自分の足に合ったハンドボール専用のシューズ

を選ぶことが大切です。

またハンドボールは、主に体育館などの屋内で試合が行われますが、屋外で練習や試合もおこなわれることもあるので、屋内用・屋外用のモデルが各メーカーでラインナップされています。

 

ハンドボールシューズの特徴

ハンドボール専用シューズは、他の球技用のシューズに比べて、前後半合わせて1試合60分(中学生は50分)の間、快適にプレーするための軽量性と、フルスピードからのストップや切り返しを可能にするグリップ性能に特化していると言えます。

 

屋内用と屋外用の違い

ハンドボールは、屋内用(インシューズ)と屋外用(アウトシューズ)の2種類があります。

練習や地区予選レベルの試合は屋外のグラウンド、県大会以上の大会は体育館などの屋内という地域も多くあります。

そういった環境のプレーヤーは、屋内用・屋外用の2種類のシューズを用意する必要があります。

屋外用シューズは、土のグラウンドでもしっかりストップできるグリップ性能と、屋外でも長く使える耐久性に優れています。

屋内用シューズは、体育館でのグリップ性能は当然ですが、足腰の負担軽減のための適度なクッション性、蒸れをおさえ快適にプレーできる通気性、軽快で素早いステップに必要な軽量性を備えているものが多く見られます。

 

ハンドボールシューズの選び方と注意すべきポイント

いくら高価で高性能なハンドボールシューズを手に入れたとしても、自分に合っていないシューズでは、パフォーマンスを発揮できません。

ハンドボールシューズを選ぶときは、以下の2点に注意してください。

 

とにかく自分の足に合ったものを選ぶ

まずは、自分の足にピッタリとフィットしてくれるハンドボールシューズを探しましょう。

「憧れの選手や先輩が履いている」「デザインが気に入った」という要素も、モチベーションを高める意味では重要ですが、自分の足に合ったサイズや形状のシューズを選ばないと、思わぬケガをしたり、パフォーマンスを十分に発揮できません

スポーツ用品店などで、色んなシューズをとにかく試着してみて、最もしっくりくるハンドボールシューズを探しましょう。

店頭にお目当てのハンドボールシューズがない場合は、チームメイトなどの仲間のシューズを履かせてもらうのも一つの手段です。

 

自分のプレースタイルに合わせたハンドボールシューズを選ぶ

ハンドボールシューズにも、モデルによってそれぞれ特徴があります

走力に自信のある人は、薄めのソールで軽量なモデルを、膝などに不安を抱えている人はクッション性に富んだものを選ぶといった、

自分の長所を伸ばし弱点を補ってくれるシューズ選び

をしてみましょう。

 

試着するなら夕方

人間の足は、何もしなくても朝より夕方の方がむくんできます。

そして、ハンドボールの練習や試合をしていると、もちろん通常よりも早く足がむくんできます。

なので、ハンドボールシューズを購入する時に、朝から昼頃にかけて買いに行って試着し、フィット感がぴったりのシューズを選んでしまうとしましょう。

そうすると、そのシューズを履いて夕方まで練習や試合を行うと、どんどんキツく感じてしまう恐れがあります。

なので、ハンドボールシューズを買いに行く際には夕方がオススメです。

どうしても朝や昼に買いに行く場合は、少しだけゆったりしたサイズをチョイスすると良いでしょう。

 

【厳選3選】屋外用・屋内用ハンドボールシューズのオススメ

ここからは、屋内用と屋外用に分けて、ハンドボールシューズのオススメを3つずつ厳選してご紹介します。

 

屋内用

屋内用のハンドボールシューズは、屋外用のハンドボールシューズに比べてデザインも豊富にあるので、特に迷いがちです。

ここからは、本当にオススメできる屋内用ハンドボールシューズを厳選して3つご紹介します。

 

アシックス スカイハンドJP

アシックスのスカイハンドJPは、ハンドボールシューズの定番中の定番です。

クラシックなデザインですが、抜群のグリップ性能に加え、かかと部分に低反発フォームを採用しフィットを向上させるなど、ハンドボールシューズとして必要な機能が盛り込まれています。

見た目は細身ですが、標準的な日本人の足幅に設計されているので、多くの愛用者がいます。

 

ミズノ ウェーブミラージュ2

 

海外で好評を得て、日本でも発売されたミズノのウェーブミラージュ2は、いわば逆輸入モデルで、ミズノのハンドボールシューズの中でもハイエンドモデルに位置付けられています。

片足の重量が約290gと超軽量ながらも、クッション性と反発力に優れていて、履き口とベロの一体構造が、抜群のフィット感を生み出しています

 

ヒュンメル インドアシューターⅢ

ヒュンメルは、ハンドボール用品メーカーとして世界中で愛用されています。

インドアシューターⅢは、どちらかと言えばビギナー向けのエントリーモデルで価格もリーズナブルに設定されていますが、グリップ力や耐久性に優れており、決して性能面で劣っているというわけではありません。

コストパフォーマンスに優れたハンドボールシューズです。

 

屋外用

屋外用のハンドボールシューズは、デザインも少ないので、そこまで悩まずに済むかもしれません。

屋外用のハンドボールシューズを選ぶ際に重要なポイントは「耐久性」

屋外用のハンドボールシューズは屋内用と違って、雨や風にさらされますし、土や石でのダメージも多いです。

なので、格安の商品などを使っていると、結局何回も買い替えないといけなくなってしまったり、プレーのパフォーマンスが落ちてしまいかねません。

ここからは、耐久性もあって人気の屋外用のハンドボールシューズを3つ厳選してご紹介します。

 

ミズノ ウエーブガイア 2

 

ミズノ ウエーブガイア2は、アウトコートで求められるグリップ力と耐久性に加え、量・幅広の設計となっていて、他のシューズでは幅が狭く感じる人におススメのモデルです。

着地の時の衝撃を吸収してくれる「パラレルウエーブ」構造で、膝などの故障予防にも最適なシューズです。

 

アシックス スカイハンドOC2

アシックス スカイハンドOC2は、優れたグリップ力と耐久性はもちろん、反発力に優れたミッドソールを採用しており、アウトコートでのスムースで素早い切り返しサポートしてくれるハンドボールシューズです。

 

アディダス Bukatsu Spezial

アディダス Bukatsu Spezialは、その名の通り部活動でハンドボールにはげむプレーヤーのためのモデルです。

ミッドソールに衝撃吸収材のEVAを搭載しているほか、頑丈に作られたつま先部分の内側にはパンチ穴が空けられ、アウトシューズの中では通気性にも優れています。

 

自分に合ったハンドボールシューズでベストパフォーマンスを引き出そう

ハンドボールシューズは、自分の足のサイズや足の形状に合っていないとケガの原因にもなりかねず、自分の足に合ったものを使わないとベストパフォーマンスは発揮できません。

今回の記事を参考にして、自分の足にしっくりくる「相棒」を見つけ、高いモチベーションでトレーニングや試合にのぞみましょう。

ABOUT ME
HBおじさん
1979年生れ。中学1年からハンドボールを始め、中学3年時に中体連およびJOC県選抜で全国大会出場。 ケガのため20歳で現役を引退するが、34歳の時に大学時代の先輩に誘われ、某中学校ハンドボール部の外部コーチとして再びハンドボールとの関りを持つ。